私の抱えている病「乳がん」とは、がん細胞が母乳を作り出す小葉や乳頭まで乳汁を運び乳管内でとどまっている「非浸潤がん」、上皮細胞を包む基底膜を突き破り、リンパ管や血管を通して全身(肺・肝臓・骨・脳)に広がる「浸潤がん」が存在し、時には命を脅かすこともある深刻な疾病です。
見誤られる病気 |
乳腺炎、乳腺症、乳腺線維腺腫 |
現れる症状 |
痛み、しこり、乳頭のただれ・分泌物、熱感、腫れ、皮膚のくぼみ・発赤、むくみ |
疾病を扱う診療科 |
乳腺外科(乳腺・内分泌外科) |
乳がんの病期(ステージ) | ||
病期0 | 非浸潤がん | |
病期Ⅰ | しこりの大きさが2cm以下で、リンパ節に転移がない。 | |
病期Ⅱ | A | しこりの大きさが2.1~5cmで、わきの下のリンパ節に転移がない。 しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節に転移があるもの。 |
B | しこりが5.1cm以上で、わきの下のリンパ節に転移がない。 しこりの大きさが2.1~5cmで、わきの下のリンパ節に転移があるもの。 |
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病期Ⅲ | A | しこりの大きさが5.1cm以上で、わきの下のリンパ節に転移があるもの。 しこりの大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節に転移があるあるもの。 しこりの大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節に転移はないが、胸骨のリンパ節に転移があるもの。 |
B | しこりの大きさにかかわらず、病変が皮膚から突出、または胸壁まで及んでいるもの。 | |
C | しこりの大きさにかかわらず、わきの下と胸骨のリンパ節に転移があるもの。 鎖骨にあるリンパ節に転移があるもの。 |
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病期Ⅳ | しこりの大きさにかかわらず、他臓器(肺・肝臓・骨・脳)に転移があるもの。 |
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